♯タダミィ ラプソディ



新潟県内での移動した渓流は、前日からの雨の影響で増水していました。

本流ともいえる水量ですが、それはこちらも望むところ。Y氏(写真↓)とキャストを続けます。





しかし、ここの渓流でも魚影が確認できず、2人で作戦の失敗を認めることの相談を

始めたところ・・・。川底や付近の石に大量の泥、ヘドロ状のヌメリが付いていることに

気がつきました。恐らくは渓相を一変させるほどの出水がここでも在ったものと推測。





かろうじて、1匹のチビ岩魚がルアーを噛んでくれましたが・・・。

大きさは16cm程度。 予定していたサイズとは幾らか違いますな。

結局、再びの移動を決断するに至りました。 求む釣果! 笑





入渓地点まで引き返すと、蝶々が20匹程も群れていました。

一応の尺岩魚という釣果は得ていますが、2人で1日がかりでの結果としては数に不満。

2時間かけて別の渓流へと向かいます。 蝶々、さようなら!





さて、次の渓流まで到着すると、突然の大雨が・・・。

降ったり止んだりの不順な天候になりましたが、雨が止んだタイミングで出撃します。

雨でもびっくりしたことは、山女魚のライズが雨中に確認できること。笑





さっそく私のミノーに山女魚がバイト!

流速のある流れの合流部分に定位しているのを見逃しませんでした。

それにしても中々のサイズ。  同時にその下流でもY氏が良形の岩魚をゲット。

50m離れて私と魚を見せ合います。笑

でも、気温のほうが一気に15度位まで低下。 ・・・ちょっと寒い。





Y氏も釣果を続けて上げていますが、既に雨と霧と増水域に包まれています。

山中でこれ以上粘るのは危険と判断し、ここで撤収することになりました。

楽しい一時は、直ぐに終焉を迎えるという・・・。 まだ午後2時半ですがね。





私が最後にルアーを流すと、流芯から岩魚が飛び出てきました。

雨中だと写真を撮るのも一苦労ですが、とりあえず1枚だけ撮影が成功。

その後は車中まで撤退し、濡れモノを着替えてから茨城まで撤収。



さて、この日は只見から始めた釣行が、天候・気温の如くに釣果も乱高下しながらも

無事に終わりを迎えることができました。

全国的には水不足に悩まされる今年の少雨の梅雨ですが、只見地方は水源豊かで

岩魚も山女魚も大変に元気です。 是非、皆様も釣り竿を片手に訪れてみて下さい。笑



(完)






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