雷雨の間隙。渓流と源流域に、大岩魚が踊る! ( 東北地方 有名渓流 他 ) 2014年8月24日(日曜)、今回も前週に続きY氏を誘い、素晴らしい釣りを体験。 そして今回も突然に・・・、砲弾の如くの大岩魚(×2)がルアーを噛んできました! 前回と合わせると、1週間も経たない内に8月の山中で35〜40cm級が合計4匹。笑
概ね確率だけを云うと、40cm級の岩魚は数百匹の釣果でやっと1匹が現れるかどうか・・・。 もちろん狙い方にもよりますが、決して簡単に捕れるサイズではありません。 それが、先週と合わせて2回の釣行で合計4匹キャッチ。 しかも8月後半の釣行で!
また、渓流を変えて同日中に移動した先の渓谷でも、別の大岩魚(↑)に出会いました。 もちろん、数釣りをしている最中にマグレ運で当たった訳ではありません。 戦略が、戦術が、己の行動と合致した結果なのだと自負しています。笑
さて、本編の釣行記。 この日は茨城からの出発が遅くなった所為か、到着は8時10分。 8月は早朝5時から入渓するのが基本ですが、曇雨天なら出遅れてもチャンスがあります。 入渓地点では素敵な花を咲かせた野草が出迎えてくれました。笑 しかも、「今日も良い釣りをさせてくれよな!」などと、心で話しかけました。
まぁ、花を愉しむゆとりがないと、常時が戦闘モードでは只の釣り変人ですからね・・・。 温度の方は釣り開始の8時30分時点で気温が21度。水温は若干高めの17度。(↓) 連日の雷雨で高温の雨水が流入し、渓魚にも相当のストレスが及んでいることでしょう。 本来なら岩魚の活性が渋い季節ですが、前回、”大型の岩魚”が出没していることが判明し、 ある裏技を胸に秘めて、今が旬の”大型の岩魚”を狙いに来ました!
先にネタを披露すると、大岩魚(スレた岩魚)は基本的にルアーを”下流”まで追いません。 8月後半は尚更顕著です。 僅かに追ってきてもバイトに至らないこと多し。 これは、秋の繁殖に向けて体内の精巣・卵巣を発達させるための、体が作り変わるストレス によるものと、水温の乱高下や減水のストレスによるものが合わさったことによるものです。 秀逸なミノーには僅かに反応しても直前では噛まない、これが非常に多くあることです。 そして、渓流のルアー釣りは下流から上流に向かってキャストします。・・・さて、どうするか? そこで今回の裏技を実践してみました。 それは水を掴むことに長けたロングリップのディープダイバー系ミノーを、アップストリームや アップクロスへキャストしながら(※アップストリーム=上流狙い)、水深僅かな流れの表層で 狂ジャークを繰り返し、流れに漂わせた流下中のルアーへのリアクションバイトを誘発する、 と云うものです。 普通のミノーでは、表層でジャークを繰り返しても、下流に空しく流れるだけですからね・・・。
すると!!! 釣行開始約10分で、大きな魚体が水面を割りました!! 予定していたことですが・・・、 アタリが大きすぎる! 大岩魚だ!! ・・・例の如く、ランディングネットが役に立たない確率は90%以上か!?(笑)
今回も、6ポンドラインの強度を信じて大岩魚を岸上へ持ち上げます! やりました!! 40cm級です!!(笑) ディープ系ミノーの表層の狂(マッド)ジャーク・・・、 がっつり噛んでますね。 それにしても、凄い魚体で圧巻・・・。 そして暫し放心・・・。
放心後、釣果としての写真が撮れれば、まずは至福なひと時です。笑 折角の機会なので、今回の使用タックル&システムの紹介を。 ロッド: 天龍 Cierry (CR62L) リール: RYOBI ZAUBER VS1000Zi (旧:RYOBI モデル) ライン: YGK DMV100% 6LB (ナイロン1.5号) ルアー: アイマ ima trout sukari 50ss deep (鮎) フック: SMITH #10 #12 (D-CONTACT Hooks) さて、私が上記で大切だと考える順位はどうなるか? 一応披露しておきます。 1.ルアー 2.フック 3.ライン 4&5.同順でロッド・リール 当然、魚との対峙(対決)が先に発生する順となっています。 そう考えると、優先すべき物を用意すれば、渓流釣りは十分に楽しめます。 もちろん、高価なロッドやリールがその性能で大活躍することも認めますよ?笑 まぁ、そんな訳でディープ系ミノーの表層の狂(マッド)ジャーク・・・、8月の裏技的な攻略法 としては、まずは作戦成功ですね。笑 (※SMITH, D-DIRECT ではイマイチ...。) (次のページへ続く) |