雷雨の間隙。渓流と源流域に、大岩魚が踊る! ( 東北地方 有名渓流 他 )


(続き)

今年の晩夏の渓流で出現した、これらの大岩魚については少々疑問に思うことがあります。

純粋に釣れた”場所”で大きく育ったと考えると、数が多すぎて不自然だからです。





ひょっとしたら、今夏の気象現象である太平洋高気圧の弱勢による大雨全線の影響で、

本来は下流域に棲息していた本流岩魚が増水で遡上してきているのかも知れませんね。

そう考えると8月後半の晩夏の渓流に、突然出現し始めたのことの合点がいきます。





一通りの写真の撮影を終えると、大岩魚は釣った場所に優しくリリース。

このサイズが更に上流へ遡上したら、在来の岩魚や山女魚がびっくりしてしまいそう。笑





その後1時間、この渓流で狙いましたが・・・。 なんと、再び大岩魚がバイト・・・!?

と思ったら、スプリットリングの歪みにより、ルアーフックがいつの間にか抜けかかっていて、

アワセを入れた瞬間にフックが外れて逃げられてしまいました。

あー・・・、 もったいない!笑  (普通サイズの岩魚は3匹釣れましたがっ!)


しかも降雨がいつの間にか雷を伴い、川も増水を始めたので一旦渓から撤収する事態に。





撤収した後、別の渓流へ移動。 何故か雷雲、雷雨がずっと真上にありましたが・・・。


こちらではススキが穂をつけ、もうすぐ秋になるのを感じますね。

朝からレインジャケットを着ていましたが、割と涼しい1日です。

とりあえず、雷が小康した隙に入渓しますか・・・。 竿持ちは雷がとにかく怖い・・・。





入渓地点には、綺麗な百合の花が咲いていました。 綺麗? いや、派手ですね。

それでも再び、「こっちでも良い釣りをさせてくれよな!」などと、心で話しかけました。


さて、さっそく山中に分け入ります。





源流域といえども、雨中の渓は増水による水の勢いが激しい。

再び上空では雷雲と雷雨が唸っていますが、谷底なので雷の直撃はないでしょう。


・・・ただし、水流が激しいのには少々苦戦します。





ここでは水温が14度。

沢や湧水豊富な源流域なので、少しの雷雨なら水温も上がりません。

さっそくルアーキャストを開始すると・・・?





初めに山女魚が釣れました。以前は岩魚の生息域だったんですが・・・。


今年は多雨の夏なので、山女魚が上流域まで遡上している様子ですね。

それでも、晩夏の渓は釣れれば山女魚も岩魚も全てありがたい、と考えます。笑



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