知力を尽くし、渓に潜む金色の大岩魚に挑む! ( 東北地方 有名渓流 他 )



2014年9月14日(日曜)。 気温13〜18度。 水温13度。 天候:曇り/晴れ。

先週(前回)の9/7の釣行で尺上岩魚を釣りましたが、前回は僅か4匹の渋めの釣果。

私的には秋の9月は釣期の最終節、今回をシーズン最後とする気持ちで自宅から出発しました。


早朝の5時20分ごろのキャスティング開始を目指し、前夜から不眠で移動しますが・・・。

これがシーズン最後だとすると、様々な安堵感が心中で沸き起こります。

不思議なことに渓流が禁漁になる寂しさよりも、”もう、辛い長距離運転と不眠の移動をしなくても

いいんだな・・・。 気温30度の山中で雨具を着て登山しなくてもいいんだな・・・。”と云う安堵感。





到着したのは8月に40cm級の大岩魚をキャッチした渓流。もちろん、キャッチ&リリースしたので

まだ渓のどこかに潜んでいるはずですが、他にも幾度か大岩魚の魚影を確認しています。

渓を釣り上がりながら、前に大岩魚を釣ったポイントの70mほど手前に差し掛かったところ・・・?

大きな魚影が水中を漂っているのを確認。 緊張の一瞬です・・・。

ナチュラルドリフトとは云いませんがルアーを上流に送ってから慎重に操りつつ、流下に合わせて

リアクションバイトを誘うためにルアーを細かく震わせながら泳がせます・・・。   ・・・きたっ!!





フッキングが決まり、大岩魚は流れの中を疾走しましたが、このための準備をしてきた私には

余裕の範疇です。 ・・・と云いながらも、例の如くランディングネットは役に立たず・・・。笑


釣り上がったのは、黒い塊の如くの大岩魚。 光りが当たると金色に輝きます。(↑写真)





精悍な顔つき、凶暴そうな口、そして圧倒的なパワー・・・。(↑写真)

そう、これが私が求めてきたものの一つです。

でも、少々疑念があります。   ・・・あれ? 前に釣った8月の大岩魚に似てる・・・?





8月末の大岩魚との類似性は複数あります。  (↑今回釣れた岩魚の写真)

1.大きさ(40cm級)  2.体色と特徴(黒、金色、顔)  3.釣れた場所(数十mしか変わらず)

・・・結局、自宅の写真データで確認すると、体の斑紋が明確に違いました。 似てるけど別固体。

すると、同じ様な場所に、同じ様な大岩魚が複数匹も潜んでいるのか?・・・驚きの実態ですな。





さて、今回の水温は13度。朝の内は気温も13度だったのでとても寒い。

9月の渓の水面には落葉が流れ始めました。 もうすぐの禁漁を思うと寂しいですな・・・。

こんな日は思い残しの無い様に、存分に狙うしかありませんね・・・。





空模様は、曇りのち晴れ。綺麗な秋の雲が流れています。

そして9月の渓流は苦戦しやすい、そういう先入観は誤解だったみたいですな。

確かな情報と、的確な判断。決してマグレ当たりではないことは、当HPの閲覧者なら分るはず。


・・・攻撃的な尺上岩魚は、まだまだ居る!!


そう確信した私は、再び山中に分け入りました。 そう、もっと狙いたい!



(次のページへ続く)






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