知力を尽くし、渓に潜む金色の大岩魚に挑む! ( 東北地方 有名渓流 他 )

(続き)

その後、山中を徘徊して大岩魚の留まりそうなポイントを巡りますが、中々出会えません。

白泡が流れるような、水量豊富な落ち込みなどが優先的に狙うポイントなのですが・・・。

実はこの日は、9月の3連休の真ん中。 意中の場所でも先に釣り人が居たりします。





このままでは1箇所に固定する状況になるので、朝の内に水系を変える移動を敢行しました。

渓では景色を独占したいですからね。しかも、大岩魚の魚影は別の水系でも確認しています。


そして、ここからルアーを変更。 DUO製の RYUKI 50S 。

茨城では税込み900円で買える、コストパフォーマンスに優れるミノーです。





到着して、再び山中を徘徊して渓谷に降り立ちます。 さっそくルアーキャストを開始。

すると今回使用のDUO製のルアー、効いていますね。 秋でもしっかりと噛んできます。笑

税込み900円でも素晴らしく釣れ、値段については他のメーカー様にも見習ってもらいたい。





などと褒めていたところ、定番のヘディングシュート。(↑写真)

ここまでは小さめの岩魚が連発していますが油断は大敵。

まだ見ぬ良形岩魚が渓に潜んでいるに違いありません。





山中の渓谷にもフラットな区間はあります。 落差ばかりでは滝になりますからね・・・。

この写真の場所に直接降りたのは私自身でも初。 ・・・結構な斜面でした。

途中の山中には、水神様が祭ってあったので手を合わせて通過してきました。

熊などにも注意しないと、山は危険が多いですな。 そしてルアーキャスト再開。





さっそく!? 良形の岩魚がルアーにバイト! 水面を激しく割ります!

表層のルアーへの反応が良い日だったので、DUO製のルアーを選択してみましたが・・・。

見事に作戦が成功した様です。 去年までは、秋は沈める作戦一辺倒でしたからね・・・。





大きさは、見事の尺上岩魚でした。 何よりも、ニッコウイワナ色の綺麗な体が素晴らしい。

早朝に釣った大岩魚は、黒くて太くて厳つくて、少々野性味がありすぎましたから・・・。笑

こんな良く知った体色の岩魚も、大きくなったら変貌するのでしょうか?





体色や顔つきなどを考えると、この尺上岩魚も所詮は成長途上の青少年なんですな・・・。

朝の大岩魚と対峙してみると、そう思ってしまうほどのインパクトがありました。


・・・とりあえず、攻撃的な尺上岩魚は、まだまだ居る!?


次も狙うしかありませんね。 禁漁の前に、知力を尽くし、岩魚を追いますか!



(次のページへ続く)






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