福島県 /只見町 JR只見線(2011年7月から不通)



(↓)写真は2010年11月。 私が只見町の蒲生山へ観光に訪れた時に撮影しました。

この頃は只見町内をレトロな鉄道車両が疾走している日常がいつもの風景でした。




その後、2011年7月の水害で橋梁等が流失し、未だに全線復旧の目処が立ちません。

鉄道橋梁の復旧費用の85億円(推定)を、JR東日本でも最下位級の低搭乗率路線には

簡単に投入できないのがJRの言い分だそうです。




遠方からの利用者も、高割引切符や期間乗り放題切符での旅行者が多く、利益率が

極端に悪いのも原因で、実際は大赤字なんでしょうけどね・・・。


それでも、日常の風景を失った沿線の皆様の願いは1つ。

一日も早い、只見線の復旧。 これに尽きます。

大都市から遠く離れた真面目な山村の抱える諸問題の縮図の様相ですな・・・。

水や空気を大汚染する大都会に、清浄で綺麗な水や空気を売りつけられる法律でも

できれば、もっと地方も顧みられると思いますね。








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