只見の空はあなたの街へ続いている。(前編)

2018年9月3日(月曜) 天候:曇りのち晴れ 気温:22〜27度 水温:17〜21度



(↑)私の約2ヶ月ぶりの渓流釣りは、福島県只見町の本流域にやってきました。

その間、西日本で記録的な豪雨被害が発生したり、気温40度を超える都市が幾つも

報道されるなどの日常的な猛暑や異常気象が続いていました。

幸い、多少の出水・土砂災害はありましたが奥会津地方は平穏な秋を迎えています。





只見の本流域は、雪代出水の終わる7月中旬ごろまでに釣りのピークがありますが、

今年は梅雨の少雨と猛暑の影響でシビアな状況が延々続いてから晩夏の台風増水期に。

当然、「岩魚なんて釣れるの?」的な疑心の伴う釣行となりました。





疑心の案の定、さっそく水温を測定すると21度。 鮎釣りとかの世界ですな・・・。

今回の狙いは本流岩魚なんですが、緩い流れにはニゴイ様がいるので障害物付近の

水底を叩くようにルアーを操っていきます。





しかし、午前11時現地入りの出遅れアングラーには中々チャンスが巡ってきません。

数か所のポイントを巡っているうちに、釣りに飽きてきてしまい候。笑

そんな時は路傍のお花を撮影すると気分転換に良いですな。





河川敷の野草たちも、大雨出水の度に水没して枯死したり、泥にまみれたりするので

花を咲かせるのも一苦労。種を残すために季節の一瞬を全力疾走しているのです。

この場所の土手沿いも、以前はクローバー系の植生だった所が移り変わっていました。





さて、釣りの方に戻ってみませうか。

(↑)白泡の下に潜む本流岩魚を狙うイメージで各所を巡り続けていると・・・?

大物の定位する場所は”静か”なのです。群れる小魚も警戒するんですね。

気配を察知して慎重にルアーを送り込んでいきます。そしてエグレの只中へ放ると?





(↑)遠投したルアーを追尾して、別の落ち込みの白泡の下でがっつり噛んできました!

いやー、2ヶ月ぶりの釣行&釣果でのこのサイズ、かなり緊張しました。笑

出来ればもっと大きい方が良かったのーとか、不謹慎な思いも沸き立ちましたが・・・。

遅れて込み上げてきた喜びと嬉しさを独りで堪能します。笑



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