★エコ・リサイクルの薦めとルアー学(海・シーバス編)
干潮時に釣り場の波打ち際を歩くと、他人のロストルアーを拾うことがあります。 前日に誰かがロストした新品ルアーや、数ヶ月間水面を漂った年季の入ったルアー等です。 状態は様々ですが、再利用=環境に優しいとの考えから、私は修理して使用しています。 また、友人が不要になったルアー等も率先して1軍入り(メインルアー)させています。
那珂川河口で拾ったルアーをフック交換して使用。圧倒的な飛距離(50m超)を誇ります。 ボロボロなのは昨年冬に私が50cm〜70cmクラスを釣りまくった為の傷です。
友人が不要になったルアーを再利用。 同サイズの全身パールホワイトを拾い、愛用していましたが、数十匹の釣果による塗装 剥離により現在修理中。
私のシーバスフィッシングで使用する唯一のシンキングミノー。 出番はあまりありませんが、以前、この銅針仕様で75cmのヒラメをゲットしました。 「性能」よりも「愛着」での使用です。 元はカゴ売り(480円)処分品。
釣具店の景品で貰ったルアー。やはり傷だらけなのは私の釣果によるもの。 最近流行ってない"ファット系"は、浮力が大きいので、大型フック交換に相性が大変良い。
店の入替処分品を640円で購入。 飛距離は少ないが、激しいライズを狙う時に使用し、上司が一晩で10匹を釣り上げたミノー。
その上司にデッドフロート黒金10.5cmをプレゼントしたところ、替わりに戴いたルアー。 世間では、これの9cm〜11cmが定番中の定番ミノーとの事。 私の場合、9cmはあまり出番は無い。
大型のシーバスも食ってくる不思議なルアーですが、小型ミノーはあまり出番は無い。 セイゴとスズキが混じり、場を荒らしたくない時に使用。9cmの中では良好な飛距離です。 ★ルアーカラーについて 満月時(明るい時) 目前で60〜80cmクラスがライズする状況で試したところ、パールホワイト/レッドヘッドや レーザーイワシ系よりも黒金/赤金系やクリアーレッド系の方がバイトが多い。 また、40cmクラスがライズする状況では、クリアー赤>黒金>赤金>レーザー>パール でした。 ・・・が、この結果が総ての答えではありません。 新月時(暗い時) 私の経験上、暗闇の中で60〜80cmクラスがライズする状況が、最もランカーシーバスを 狙うのに適しています。 基本はパールホワイト/レッドヘッド系ですが、実は何色を使っても良かったりします。 暗闇ではルアーへの反応が良く、目の前に対象魚さえ居ればどうにでも出来た経験が多い。 漁師的考え 最善のルアー(=万能のルアー)という答えは持ち合わせていませんが、ライズが捕れない時 (=魚が居るのに食わない時)に使用するルアーはいくつかあります。
浅瀬用のルアーの内、浮力が強いスリム系ルアーをクリア系に染めるために磨き上げ、 手作業で透明にしてから着色した「クリアレッドF 11.0cm」。 元のルアーは河口で拾った「Maria エンゼルキッス」。研磨着色したのは友人のY氏。
腹針をアシストフック(W)LLに交換するのが正しい使用法ですが、昔は漁師が"天国針"とか "地獄針"と呼んだ秘密の仕掛けです。 あとがき 私のWebPage内では”ロッド・リール・ルアー”のうんちくだけは絶対に載せまい、と思って いましたが(他所で自慢終始が多い)、消耗品といえども大切にしよう!という心持ちです。 |