茨城県 桜山〜 栃木県 湯西川〜 福島県 滝桜 2012年4月は渓魚を追わずに観光などを少々。 正直なところ、放射能関連の解禁遅延で気勢を削がれた所為かな。 先ずは茨城県水戸市偕楽園付近にある桜山へ。
やってきたのは4月中旬。 天気は雨。 しかし撮影には良い感じですな。
桜と雨と桜吹雪。 1年でソメイヨシノが見ごろなのは僅か1週。
それでも日本人と桜は心が通います。 ここでは風に吹かれ、桜と絵馬が踊ります。
次の日は一転快晴。 私用で大洗へ向かう途中、茨城空港の戦闘機展示場へ。 2種のF-4戦闘機が展示されていましたが、私は迷彩色のこちらRF-4EJがお気に入り。 ちなみにもう一機の日本独自仕様のF-4EJ改の方は、空対艦ミサイル×2が装備可。
続いて思い出の地、栃木県鬼怒川水系 湯西川。 懸念していた新ダムは既に昨秋から貯水を開始し、下流域を水没させていました。 写真付近は私の釣りの秘密ポイント。
釣竿を持っていましたが、落ち葉が流れて釣りにならず。(?) ・・・ボウズというか、色々な事情があるのです。笑
湯西川の温泉地只中にも渓魚は居ます。 私は街道沿いの堰堤は気分的に苦手ですが・・・。
そして最後は4月下旬。 国の特別天然記念物”滝桜”で有名な福島県三春町まで向かいました。
午前10時半、磐越自動車道の船引三春ICから降りると2〜3時間の渋滞中。 観光で行くなら午後3〜4時ごろを目処に行きましょう。
千年桜と呼ばれる威厳がありますな。 しかし、何故か拝観料金300円を徴収されます。笑
拝みながら願いをかける人。 デジカメをひたすら操る人。 偉大な大桜には皆が思いを馳せます。
下から見上げると、その巨大さが実感できます。 木漏れの太陽が薄らと眩しい。
滝桜の上段にある神社地でも桜が満開。 社には沢山の人達が祈願のために列を作っていました。
ここからは、遠くに名峰:安達太良山を眺望できます。 写真は載せませんが、実はこの滝桜周辺(三春町内)には大震災関連の避難民が 仮設住宅地を沢山形成しています。 その殆どが、原子力発電所周辺からの避難を余儀なくされた高齢者や被災者。 華やかな観光地の傍で、未だ困難に苦しむ方々の存在に心が痛みました。 |