飲んだくれ日記(壱拾)



遂に充電池も環境性能の極みへ:三洋電機(株) eneloop


私は20代初めからシーバスフィッシングをやっていたので照明用電池の大量消費者でした。

しかも使い捨ての乾電池ではありませんよ? 当時は200回充電可のニッカド充電池が主流。

富士通製やらパナソニック製を主に使っていましたが、LEDランプなどが無い旧豆電球時代、

自然放電や回数使用・経年劣化・電圧低下などで仕様ほどの寿命はありませんでした。




私が思う旧ニッカド・ニッケル水素電池の弱点は、フル充電状態でも自然に放電してしまうこと。

結果、出かける1〜3日前に継ぎ足し充電を繰り返すことによる機能低下が著しく、定期更新が

必要だったのだと思います。


そんな煩わしさから開放されるため、私も最新の充電池・充電器を買い揃えました。

なんと、「1500回繰り返し使用可」「充電3年後でも使える長期保存性能」などの高性能。

予備のアルカリ乾電池すら駆逐してしまう性能ですな。笑

LED防滴ヘッドランプやキャンプ用のLED防滴ランタン、あとはハンディ無線機にも使用します。


しかし、今震災下で品薄のeneloop単3形を12個も大人買いするあたりは反省しなければ・・・。

(参考価格:4本同時充電器+電池4本3980円、電池8本セット2480円、3LEDランタン1780円)











蔵書:「戦艦大和 最後の証言」  著:久山忍


太平洋戦争末期。命を祖国防衛に捧げた海軍・陸軍の航空機特攻戦死者約3,900名。

それでも尚も続く特攻作戦で発令された艦隊海上作戦”沖縄特攻”。

主力艦:戦艦大和だけに限っても3,332名が乗艦し、内3,063名の尊い命が失われました・・・。




結局、沖縄特攻艦隊10隻中、主力艦は全てを失い、3,700名の死者を数える事態に・・・。

残存の駆逐艦4隻が懸命に生存者を救出し、本証言者の坪井平次氏もこの時、海面で

救助され、九死に一生を得ます。


本書は戦記ではありません。歴史書でもありません。

青春時代を戦場で過ごし、恐れ、慄き、そして勇敢に戦い生き延びた大和搭乗員の貴重な

等身大の証言を綴った記録です。

(注意:しかし沖縄特攻作戦は、公的には”特攻”では無いとのこと。凄い体面ですな。)



解体新書の方は偉人:ラウリ・ラパラの生涯と、彼の生み出した究極ルアーの解説書とか。笑











初春の着眼、それは通うこと


私の釣行記では、あまり場所を公開してないので以前に通いつめた渓流を紹介。


で、いきなり県境を山越えして秘境の楽園に辿り付いた訳ではないですよ?

元々、ソルト関連の箸休めにフライフィッシングを嗜んでいたので、履歴的にはすごく

茨城県人的な釣行場所が多いかな。




福島県 四時川、栃木県 小百川、余笹川、山形県 羽黒川


これらの渓は、藪や木々の間を掻き分けて仲間と何十回も徘徊してました。

車で手軽にではなく、がっつり釣行をしてましたな・・・。懐かしい。




Mitchell 310X Gold


ボールB10個+ローラーB1個=合計11個のベアリングが入ったヨーロッパリールの雄、

ミッチェル・リールの高級金メッキ仕様。


菅氏が愛用のリールです。


そういえば私が手放した後、趣味的に再入手しようとしたら既に困難でした。

・・・菅氏から早々に奪取しなければ!











平成23年3月再販開始!? 日清カップヌードルごはん(250円)


前年、近畿地方限定で少量販売され瞬く間に売り切れとなった伝説の商品が復活!!

日清カップヌードル味の即席ご飯と云う、アウトドアな皆様にも待望の商品・・・、のハズが?

もちろん日清食品販売の正規品ですが、1つだけ大きな問題が・・・。




登山者は高所の低気圧+寒冷気温下によるご飯炊きが如何に難しいかご存知でしょう。

専用のアルファ米や沸騰した湯を使っても、チタン食器の放熱や低気圧により25分〜35分、

時には40分を要することもあります。


そんな疑問から製品の詳細を調べてみると・・・。

なんと、準備工程に「電子レンジでチン♪」が必要とのこと。

アウトドアでは作れません! と云うオチでしたとさ。笑

しかもインドアでも、”カップヌードル残汁にご飯を入れる”とかすれば良いだけだろこれ。











平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(M9.0)


3月11日14時46分頃発生した大地震から本文執筆時、9日間が経過。

私の生活する地域ではインフラが回復、倒壊瓦礫の撤去も進み復興が始まりました。

しかし1点だけ未だ困窮することが・・・。


それはガソリン燃料の不足。

職務で使用する分は災害対策用で優先給油できるのですが、通勤に使う自家用車分は

調達が非常に難しい・・・。




本日、非常用携行缶を注いでも車中表示で残3リッター(残---km)まで減りました。

まさにスタンド直前での給油失敗(売り切れ閉店)によりエンスト直前・・・。

連日、ガソリンスタンド待ちの車列に1〜2時間並びましたが調達できたのは10リッター・・・。

スタンド直前で”本日分売り切れ御免”とか、結構涙目でした。




そこで今回一番役に立ったのがこの折りたたみ式自転車。

午前閉店のフェイクでも午後1時〜3時に店を開けるガソリンスタンド数店を偵察です。


おかげで30リッターほど給油できる隣市のスタンド開店を直ちに発見し、車で滑り込み。

そこも開店時間は僅か2時間半でした。 もちろん燃料は大切に使用します。


そして最後になりますが、未だ東北各地の避難所でも発電・暖房用燃料が不足とのこと。

一日でも早く流通・物流の回復と被災からの復興を国ぐるみで進めないといけません。











平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(M9.0)


3月11日14時46分頃発生した本大地震、茨城の私の自宅や職場も被災エリアです。

そして私自らが設計した構造物や整備に携わった社会基盤、巡視の結果だけでも

数千万円規模の被害が・・・。


本文執筆時、発生から48時間経過。

電気が1時間前に復旧し、水道は未だ断水中です。




私も発生時から今朝まで約42時間連続、不眠不休で災害対策にも微力ながら従事。

150人規模の避難所運営にも昨晩参加しましたが、情報や通信、水や食料、電気や

燃料、毛布にまで窮する東北の各所では真に大変な事態でしょう。






まずは不幸にもお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすることと共に、被災者の

皆様方の支援や社会基盤の復旧などに私も益々尽くします。


幸いにもたった今6時間の睡眠を取れました。そしてまた現地へと赴きます。










表現とは?


最近の傾向ですが、私の更新する記事などでは毎文毎回全ての内容に全力を挙げる

ようなことはしていません。


例えば、カメラでピントを合わせた撮影をする場合、文字どおり焦点以外は全てボケて

しまうことにはなりますが、強調したい対象を上手く表現できます。




私も駄文ばかりでなら、雑多な記事で本WebPageを埋め尽くすことは可能です。

むしろ公開オナニー的に自己満足に浸れるかもしれません。


ですが、カメラで例えた様に文章においても多少はピントを合わせた内容にて、最小の

構成で細々と続けていくのも赴きがあるのかな?と考えています。


"表現とは切り捨てること。"


これはある写真家の言葉ですが、私も益々実践すべきかな。

伝えたい記事、見せたい写真、それらを上手く配する手法として。









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