飲んだくれ日記(壱七)



白い虹鱒 (アルビノレインボートラウト)


栃木県 那須高原にある南ヶ丘牧場の一角、鱒供養碑。

私の趣味で散らした沢山の命を鎮魂するために訪れました。

決して、プレミアムソフトクリームとかティラミスソフトクリームを目当てではありません。





そういえば那須高原〜黒磯周辺は私にとって通いつめた懐かしいフィールドでもあります。

余笹川、大蛇尾・小蛇尾川源流など、那珂川水系には若い自分の足跡が沢山か。





すると、供養碑の付近にある渓流に白色化固体の虹鱒がいました。

メラニン生成酵素がないアルビノ固体と普通の虹鱒のペアリングとは珍しいですな。





私は真っ白な野生の雄鹿と山形県米沢山中で遭遇して以来、白い生物には縁があります。

最近では白鳥かな。  ・・・まぁ、奴ら白鳥はアルビノではありませんが。笑





その後は散策しながら上流も覘いて見ましたが・・・。


!? おいおい、ちょっと待ってお魚さんたち!?

何故に岩魚がこんなに沢山群れているんだ!?



まぁ、その謎は是非、現地で皆様も確認して下さいな。笑











2012年(秋) 夢の国のハロウィン


残暑の続く秋。休暇を利用して夢の国へ遠征。

そこは”ネズミの王国”と噂されるエリアです。





しかしハロウィンの装いが例年と違います。

今年からは何故か中南米の、特にメキシコの先祖祭りが混同されています。

日本人は何も知らないとでも思っているのでしょうか?





まぁ、愉しげなので”良し”としますが、造りは凝っています。笑

それにしても、この時期の残暑で気温は既に30度超。





写真(↑)はダフィ男とダフィ子の特大人形。

正しくは、片方はシェリーメイ子とか云うそうな。





!!!?



目を凝らせて見ると値札は1匹 5万円也。ここは夢を売る国ですが・・・。





その後は、小さい着ぐるみさんたちに襲撃されて翻弄。

もちろん中の人は全員”美少女”です! ・・・多分。





がぶっ!



そんな効果音が流れてくる夢の国でしたが、とりあえずは渓流も禁漁なので

来春までの充電期間へ突入です。


皆様もシーズン終了、お疲れ様でした。笑











2012年7月、デジカメの性能進化が10倍域へ。


2003年夏、私が初めて購入したデジタルカメラのオリンパス製 ミュー20。

当時画期的だった防水デジカメの上位機登場に直ぐに飛びついたのは懐かしい思い出です。

僅か256MのXDカードメモリーとセットで5万2千円。 画素数は400万(4メガピクセル)。





9年間使い倒しましたが、今でも現役最多で撮影に使用しています。


デジカメの進化著しい近年、かなりの時代遅れ品なのに何故か?


それは防水機能が付いているために、魚を触った手でボタンを操作して後に水洗いできたり、

砂塵にまみれても軽く水をかけられるメンテナンスの良さ・・・、だけではありません。

使用4年目あたりから気分的に”減価償却済み”という気持ちになり、真夏の車中で保管

していたり、雨中山行で水濡れの上着ポケットに放り込んであったりで不意な出番が多い

ためです。


しかも予備バッテリー無しでも何故かフル充電で4〜5日間の撮影に耐える不思議。





後に水深10mの水中でも扱える完全防水カメラを購入しても、盗難などの心配があるために

車中に常備できず、大切にメンテをしても小型バッテリーの劣化が発生したりで稼働率は

新型の方が旧型に及びません。

また、光学30倍ズームのデジカメを購入しても、不意遭遇の被写体に対応出来るほどには

普段からカメラを持ち歩く生活はしていません。


一応バッテリーはどちらも3個でローテンション。それでも意外と蓄電池の劣化は早い。

まぁ、良くないのは”高温車中”や”継ぎ足し充電”など、維持には前知識も要りますが。





ところが遂に、新時代の到来を思わせるデジカメが店頭に登場しました。(実売9万円前後)



新開発の4600万画素(4800×3200×3層)CMOSセンサ「Foveon X3ダイレクトイメージセンサ」を

搭載するシグマ製の高画質コンパクトデジタルカメラ「SIGMA DP2 Merrill」。


23.5×15.7mmとAPS-C並みの大きさのフルカラーFoveon X3ダイレクトイメージセンサを搭載し、

有効画素数4600万画素を実現とか。

RGB全色を3層で取り込む画期的なフルカラーイメージセンサで、原理的に偽色が発生しないので

ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むそうな・・・。


そして、センサ2基を搭載することで捉えた全ての画像情報を劣化させることなく高速処理し、色彩

豊かで高精細かつ立体的な描写も実現、とか何とか・・・と紹介されています。



おそらくは他社のデジカメも直ぐに4000万画素時代に突入することでしょう。

この性能だとデータ処理上の”色分け”などが発生せずに、”見たまま”が劣化せずに記録できます。



ズバリ私は本機が欲しいです。 ・・・しかし買いません。

今動く、”私の古いデジカメでしか撮れないもの” がフィールドではたくさん在るからです。



まぁ、これからの時代の新機種を手にする”幸運な人たち”を羨みながら撮るのみですな。









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