飲んだくれ日記(弐八)



2014年 晩秋


ネット波乗りを繰り返しても、他所の渓流・鱒釣り系のWebサイトやブログ類では更新が

滞る季節ですね・・・。 まるで、世界そのものが滞ってしまった錯覚さえ覚えます。





私もせめて、登山や釣具購入ネタでも更新しようかと考えますが、意外と意欲も停滞。

心の中の何かを喪失したような気分で過ごしているのは、軽い鬱(うつ)症状か・・・。





日常にもやらねばならぬ事はたくさんあります。それでも立ち止まるのは気持ちの問題。

来年の春には自慢の豪華釣具(嘘)で岩魚、山女魚をメッタメタにしてやるぜ!





そんな思いからか、何故か”かーる(チーズ味)”で、この野鯉に似たトラウトを釣りたくなる

衝動に駆られます・・・。





このポンド(池)では、♯マイナス20番の特大CDCフライが水面に浮いていました。

まるで生きている鴨のような、CDCフェザーで精巧に作られたこの毛鉤は水面下の足に

秘密があります。・・・なんと、トラウトを蹴り上げて悶絶させる威力を秘めています。

キャスティングに適したタックルは、トンキン竹のバンブーロッドの♯28相当ですかね・・・。

カーボン製だと7番アイアンかSW相当のシャフト並みの硬さが適当かと。





そして紅葉の季節もいよいよ残り僅か。 秋は真に冬に近し。

水面に映る森の木々が、オレンジ色だったので少し感傷の世界に浸りました。





来年はどんな渓流シーズンになるのだろう? せめて尺岩魚の1匹が出てくれれば良し。

・・・少し気持ちを引き締めて、文章も謙虚にいこうかと思案中です。


それだけ、2015年は苦戦する予感が私にはあるのです。

近年、源流や渓流に人が増えましたからね・・・。











秋の購買意欲


渓流釣りのシーズンが終了すると、行き場のないその情熱が、何故か購買意欲へと

変換されてしまう罠が待ち構えています。


「 DUO (SPEARHEAD) RYUKI 50S / 60S 」

まずは最近活躍しているリーズナブルミノーを買い足しました。(↓写真)

左のワカサギ・カラーで統一したかったんですが、現品限りでの選択でこれらに決定。

でも900円なら安いですよね。 ・・・ロストを恐れずに攻められますな!





ちなみに他の色だと釣果がイマイチで、ワカサギ色だと爆釣という経験がありました。

(↑)腹側〜側線のシルエットと輝きに、捕食者を刺激する何かがあるのでしょうね。



ルアー&フライ店で買い物中、10年前にオフショアーで同船したT氏に不意遭遇。

彼のメインターゲットは青物ですが、フライフィッシングも20年来続けているそうです。

私が渓流釣りに情熱を注いでいることが意外だったらしく、以前の私の実績からは

想像できないなー、などと軽口を言われながらも懐かしい出会いに話が弾みます。

まぁ、茨城沖で10kg超のヒラマサを有言実釣するアングラーは僅かでしたからね。


そういえばT氏は、元々渓釣では幾本ものバンブーロッドを収集するお金持ち。

技能系で独立開業できるほどの優良国家資格を持っているアングラーですが・・・。





何故か写真(↑)のグラス製フライロッドを推してきたので、私もさっそく軽口で反論。


「フライ釣りは伊達と酔狂でしょう?竹竿+ハーディのクラシックリールで決まりでは?」


T氏が言うには「ECHO」のグラスロッドは秀逸で、2015年にはグラス製ツーハンドの

♯6〜8が発売になるとのこと。現行品の♯2〜5も竹竿に近い良い感性なんだとか。


来年「ECHO」から発売されるグラス製のスウィッチロッドとツーハンドの長竿に期待?

・・・などの話をしながらルアー&フライ店を後にしました。

やはり、この時期の釣り人の購買意欲は和洋・新旧問わずに旺盛なんですな。


ちなみに、最近の仲間内で最も話題になっている新製品はこれ。(↓写真)





今秋、製作発表があったバイク「 Kawasaki Ninja H2R 」(発売日未定)。

なんと、スーパーチャージャー付の300馬力で市販車を製作中だとか。笑

300馬力という出力は、これまで二輪界の王者だった「BMW S1000RR」の200馬力より

+100馬力も強力なスペックで、最高時速は320kmを超えるんだとか・・・。


・・・欧米では未亡人が増えそうな気がしますが、バイク好きには究極のマシンですね。

近所で誰か買わないかなー。笑









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