飲んだくれ日記(参四)



ビール文化の衰退。(アサヒ・スーパードライ)


今から数えること10数年以上前、1990年代〜2000年代の頃にはビール

を美味しく飲む文化がありました。

若者の多くが「キリン一番搾り」とか「スーパードライ」を常飲しながら、

廉価な新興勢力だった「発泡酒」やらを試していた時代でしたね・・・。





その後、メーカーの開発した様々な「ビール風飲料(廉価)」が世に出回り、

気が付けば缶ジュース並みの値段で缶チューハイ系やらカクテルサワー系

の「砂糖入りの酒類」等と競合しています。


以前は、確かに「味」でメーカー毎に大勝負をしていたんですがね・・・。


そんな訳で、私もいつのまにか・・・、あまり飲まなくなってしまった”DRY”を

写真におさめてみました。

サントリー社が米バドワイザーを製造販売していた頃が懐かしいですな。



懐かしいついでにもう一つ。

(↓) 7年ぶりに遭難対策の記事を更新しました。皆様もお気をつけて。


( 第14話 富士山の恐怖 )











駄菓子と焼酎と飼い猿と。(2016年秋の戯雑言)


私は今年、猿に会いました。  ヒモで繋がれた飼い猿でしたが・・・。





思えば私たち社会人も、大抵は会社や世の中に飼われている様なものですね。

「いえ、私は100%野生人だよ!」と言える人は、まずいないでしょう。

世の中では3度の飯を食べることでさえ、飼われなければままなりません。





そうすると3度の食事の他に、わざわざ駄菓子を欲することは何なのでしょう?

最近の学術的な研究成果によると、常々空腹で飢えを感じた方が生物的な代謝

には有益な効果があるそうな。

詳細は割愛しますが、2016年のノーベル生理学・医学賞の日本人受賞者が研究

したオートファジーの仕組みを発展させると、空腹を感じると本来は体の余剰物

や老化物を細胞が自食し、新たなエネルギーやら細胞に作り変えてくれるそうな。

そして時にはがん細胞すら自食して分解することもあるそうです。


3大欲求の「食欲」「睡眠欲」「性欲」は、特にコントロールが難しい欲求なのに

それぞれ人の生命に及ぼす影響が大きい要素であることは間違いありません。





そして生命への影響と云えばこれ。アルコール飲料、通称「酒」。

酒の効能とかが巷ではたくさん挙げられていますが・・・。

実は酒に含まれている「成分」が体に作用する効能が一緒くたに説明されていて、

適量ならば「健康に良い」「ストレス改善に良い」「血行に良い」とされています。

赤ワイン含有のポリフェノールとかが有名ですよね。

・・・では、純粋なアルコールの作用としては如何なんでしょう?


僅かな利点としての血流改善の他は、マイナスの作用が大きいとされています。


肝細胞破壊、脳細胞破壊、脳萎縮、神経細胞破壊、自律神経異常、中毒症他・・・。

体質の持つ耐性を超過すると、どれも不可逆的なダメージになりかねないものです。


皆様もこれから年末を迎えるにあたっては、無理な飲酒は控えましょう。(完)











2016 夏の思い出 (茨城県 国営ひたち海浜公園)


はぁ・・・。今夏の渓流は大渇水でイマイチでした。

そんな訳で、たまには世俗から離れ、1000ccバイクにでも跨ろうかと考えます。





このバイクはクラシックバイクですが、発売当時は族御用達のマシンでした。

ここから始まり、ここからサーキットの世界に入っていった若者も数多にいます。





しかし年月と風雨がマシンを蝕み、かつての輝きも失われつつあります。

当時最先端だったエレクトリックモーター駆動車も、やがて顧みられなくなるのでしょうか。





それでも私にはこのマシンの心の声が聞こえてきます。

「心臓(ハート)が動き続ける限り、俺は前に進み続けるぜ!」

そう、常識的なマシンやスピードには満足しない、魂を削るような前進を究めるモノにこそ、

他者には解らない本質に辿り着けることがあるのだと思えるのです。

願わくば、この湿った座り心地をどうにかして欲しい、今日この頃ですな。









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